2007.07.24

桜で有名な街の、交通量の多い大きな道沿いにある、無料休憩所の入り口付近の排水溝の上で、彼はじっとしていました。
かわいそうに、ひかれてしまったのだろうか
しかし、彼は非常に時たま物憂げに頭を左右に振ったり、こちらをじっと見たりしています。死んでいるどころか怪我もしていないようです。しかし、怯えていて、痩せていて、乾いていました。排水溝の上にいたのは、はるか下の方にかすかに流れている汚れた水を得ようとしているため。すぐ脇を様々な車が速度を緩めずに次々に通り過ぎていくのもまったく気がつかない様子で、彼はただぼーっとしているだけです。
どのように近づいたにしても、彼にとってはすべてが敵でしかないようで、逃げる体力すらないのに完全な威嚇と拒否で必死に抵抗します。無理に捕らえようとしても、最後の力を振り絞ってなかなか途切れない車道のど真ん中に逃げることは明白です。その内に私の、彼に対して与えられる時間はプツッと切れてしまいました。
助けられなかった。
しかし、もし捕まえられたとしても私は彼を助けてあげられただろうか。
いったい、何が彼の助けになるというのだろうか。
私にはわかりません。
帰途に就く前に、買ったばかりだったミネラルウォーターで、乾いたアスファルトに小さな水たまりを作ってあげました。彼の眼は見ませんでした。彼も水たまりを見ませんでした。
走り出した私の車のバックミラーに最後に写ったのは、私が追うのをやめた時にとったうずくまったままの姿勢で微動だにしない彼と、あっという間に蒸発してしまった小さな水たまりの跡です。
彼に名前をつけてあげよう。彼の名はイノチ。
もちろん彼は嫌がるでしょう。
2007.07.24
私にとって神といえばマイケル・シェンカーです。
もっとも重要な曲のひとつ Into The Arena を、マイスペースにアップしました。
(音がでます)
ほお、これはいい曲だ。
(注:しばらくしたら曲が変わっているかもしれません)
もっとも重要な曲のひとつ Into The Arena を、マイスペースにアップしました。
(音がでます)
ほお、これはいい曲だ。(注:しばらくしたら曲が変わっているかもしれません)
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